プレス工業が15日発表した2012年3月期の連結決算は、売上高が前期比14.3%増の1682億2000万円、営業利益が同23.8%増の113億1200万円で、増収増益となった。
期首は震災の影響などで、国内向け自動車部品が生産調整を余儀なくされたが、その後は復興需要の本格化などで順調に売上が推移した。
経常利益は同26.0%増の109億4100万円、純利益は同4.2%増の63億1400万円となった。
今期の業績見通しは、売上高は前期比7.0%増の1800億円、営業利益は同1.7%増の115億円、経常利益は同0.5%増の110億円、純利益は同11.3%減の56億円とした。