東燃ゼネラル第1四半期決算、石油マージンは堅調ながら在庫評価影響で大幅減益

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東燃ゼネラル石油が5月15日発表した2012年1-3月期決算(第1四半期)は、営業利益が前年同期比84.1%減の303億円と大幅減益となった。

売上高は同8.3%増の7234億円となった。前年3月は震災の影響で石油製品販売が低迷したことの反動や、原油価格の高騰で石油製品の卸価格を引き上げたことが影響した。

石油製品のマージンは2011年10-12月期よりも改善して前年同期並みとなった。輸出マージンも堅調だった。ただ、在庫評価などの影響から経常利益は同84.5%減の296億円となった。純利益は同78.4%減の245億円だった。

今期の業績見通しは原油価格、製品価格の上昇を反映、売上高を前回予想より2000億円増の2兆9000億円に上方修正した。

収益では、在庫評価益が増加する見通しから、営業利益が前回予想より190億円増の550億円、経常利益が180億円増の550億円、純利益が100億円増の400億円に修正した。

《レスポンス編集部》

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