【INDY500 2012】100年の歴史に浸れる博物館

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ターン1とターン2の間のゲートを入ると正面に鎮座するHALL OF FAME
ターン1とターン2の間のゲートを入ると正面に鎮座するHALL OF FAME 全 12 枚 拡大写真

インディアナポリスモータースピードウェイを訪れる人が必ずと言って良いほど立ち寄るのがここ「ホール・オブ・フェイム(Hall of Fame)」だ。これまでのインディ500の歴史を作ってきた名車たちに会える。入場料はわずか5ドル。

入場するとまず昨年の100周年大会に来場した往年のドライバーたちの寄せ書きマシンが迎えてくれる。ひいきのドライバーのサインを探すのも一興だ。

決して広くはないホールだが、マシンはびっしりと陳列されている。そのコンディションはどれも素晴らしく、輝きを放っている。

以前、訪れた時にはペンスキーのかつてのウィニング・マシンを現役のペンスキーのメカニックが磨いてるシーンに出会った。歴史を大切にするアメリカ人の姿勢を垣間見た思いだった。

実はここに並べられているのはコレクションのほんの一部で、バックヤードには更に多数のマシンが出番を待っているのだ。1991年に日本人初のインディ500出場者となったヒロ松下選手のヘルメットも以前は陳列されていたが、今は地下のどこかに眠っているのだろう。

A.J.フォイトのマシンだけは4勝を挙げたマシンすべてが展示してあるという特別扱いだ。A.J.の人気の高さがうかがわれる。

黄色いスクール・バスでコースを走るツアーも人気で、そのチケットもここで求められる。お勧めはレース翌日・月曜日の朝。運が良ければ前日のウィナーの記念撮影風景を眺められるだろう。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る