【ワイヤレスジャパン12】スマホと車載機連携…KDDIはHTML5とWiFiを活用

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KDDIブースのようす
KDDIブースのようす 全 8 枚 拡大写真

KDDIは、ワイヤレスジャパン2012で、スマートフォンと車載端末の連携に「HTML5」と「WiFi」を使った車載インフォテインメントの展示を行った。

【画像全8枚】

会場に展示されたスマートフォンと車載機はWiFiを使って通信をおこなっている。また、車載機側にデータ処理のエンジンを持たせることでリッチな表示や操作を実現するという。画面をみると、基本となるナビゲーションはもちろん、スマホ内の音楽や映像再生のほか、auのスマートフォンアプリとの連携として、音楽映像チャンネルを楽しめる「LISMO WAVE」が搭載されていた。

開発を担当するKDDI研究所の小塚宣秀氏は「車載機のほうにはHTML5のエンジンが搭載されています。スマートフォンにはHTML5を中継するアプリが入っていて、これら2つがWiFiで繋がっていて、スマホにはウェブのアプリをあらかじめダウンロードしてインストールしてあります」と説明する。

加えて、「このシステムを使いますとスマホの中にアプリやデータが入っていますので、どんなクルマに乗っても自分のスマホを持っていれば、その車で自分のアプリやデータを使うことが出来ます。また、通信でいうと山間部やトンネルといった3G通信が切れる場合でも、安定してサービスを利用することが出来ます」と話した。

スマホと車載機の連携に関しては、既にスマートフォンのアプリを操作できるといった車載機も発表されるなど、様々な方式が登場している。

車載端末にHTML5を利用するメリットについて、小塚氏は「ウェブの開発者がクルマ向けのアプリを作れるということで、開発コストを下げられるといったところになります。また、ハード的に見ても、HTML5を動かすPCやタブレットなどデバイスも増えていますので、部品コストとといった面でも有利となります。トータルでみて車載機のコストを下げられる期待があります」と語る。

また、スマホと車載機の連携にKDDIが取り組む狙いについて、小塚氏は「車の中でのスマホの利用を促進したいということになります。現在のカーナビが車に対して割高なので、スマホをカーナビ代わりに使うユーザーも増えてきています。より安全により便利にクルマの中でアプリを使える環境を提案したい」と語り、「やはり我々だけではできないので、自動車メーカーさんと一緒に推進していくことになるかと思います」との見通しを述べた。

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