【新聞ウォッチ】野田内閣改造、国交相に羽田孜元総理の長男内定

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年6月4日付

●きょう改造、国交・羽田雄、法務・滝氏、入閣固まる(読売・1面)

●EV充電、日・欧米急接近、規格統一前向き(読売・7面)

●スズキインドで年産200万台へ(朝日・4面)

●消費増税民・自修正協議へ、きょう内閣改造(毎日・1面)

ひとくちコメント

野田首相が、2回目の内閣改造を行う方針を固めたという。きょうの各紙が入閣が予想される顔ぶれを取り上げているが、参院の問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相を含む5閣僚の交代を予定している。

後任の国交相には民主党の羽田雄一郎参院国対委員長が内定したほか、国会で携帯電話の競馬サイトを見ていて批判されたり、弁護士報酬問題が指摘された小川敏夫法相の後任には滝実法務副大臣を昇格させる模様。

また、国民新党の松下忠洋復興副大臣の金融・郵政民営化相も内定したという。さらに、書類送検された在日中国大使館1等書記官との関係が指摘される鹿野道彦農相も交代させ、後任に郡司彰元副農相を起用する。注目の防衛相は小川勝也元防衛副大臣や福山哲郎元官房副長官の名が浮上しているものの“当確”の記事は見当たらない。

自民党との間で消費増税法案の修正協議の前に内閣改造に踏み切るのは、自民党からの要求からだが、交代が予定されている顔ぶれの大半は、サッカーでいえば、イエローカードもしくはレッドカードを突きつけられている面々である。また、野田首相は、改造の狙いについて記者団に「内閣の機能強化」と説明したそうだが、新たに入閣する顔ぶれをみても、国土交通相の羽田氏にしても、玉川大卒の44歳。父親が羽田孜元総理という程度の横顔しかわからない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る