ビー・エム・ダブリューは5日、同社初の4ドアクーペとなる『6シリーズ グラン クーペ』を発表した。同日より発売を開始した。6月1日にオープンしたばかりのベルサール渋谷ガーデンで行われた発表会では、金環日食とモチーフとした演出で新型車の発表を盛り上げた。
6シリーズ グラン クーペは、同社のラグジュアリークーペ『6シリーズ』をベースとし、「上質性を極めたエレガンスに、高いスポーツ性を兼ねそろえた美しいスタイリングと、クーペ・モデルとしてのエモーショナルな特徴を持ち合わせ、さらに、4ドア・モデルとしての高い快適性と機能性をも兼ね備えたBMW初のラグジュアリー4ドア・クーペ」と同社は説明する。
エンジンは最大450馬力を発生する新開発の4.4リッターV型8気筒DOHCのBMW ツインパワー・ターボ(650i グラン クーペ)を搭載、8速スポーツAT、中低速域の俊敏性と高速域での走行安定性を高めるインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングと組合わさり、高いドライビング性能と、環境性能を両立している。また、640i グラン クーペには3.0リッター直列6気筒のBMW ツインパワー・ターボエンジンが搭載される。
価格は、640i グラン クーペが986万円から、650i グラン クーペが1257万円からとなる。