路上に倒れていた男性、司法解剖でひき逃げ被害者と判明

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10日午前3時20分ごろ、宮城県仙台市宮城野区内の市道で、頭や顔から血を流して倒れている男性を通行人が発見。警察に届け出た。男性は収容先の病院で死亡。警察は受傷状況から、ひき逃げされたものとみている。

宮城県警・仙台東署によると、現場は仙台市宮城野区苦竹1丁目付近で、車線区別のない幅員約4mの直線区間。男性は川沿いに設置されたフェンスに横向きでもたれかかるような状態で、頭や顔から血を流して倒れていた。

男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、約2時間30分後に死亡。後に同区内に在住する59歳の男性と判明した。顔面の傷などから、当初は傷害事件に巻き込まれた可能性が高いとみられたが、財布などの所持品は残されていた。死因特定のために司法解剖を実施したところ、胸部や内臓に著しい損傷があることが判明。警察では車にひき逃げされたものと判断し、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

現場は国道45号に面した住宅地を挟んだ裏側。地元車両しか通行しない道路だという。男性はフェンス沿いを歩いていたところ、側方を通過した車両との間に挟まれ、そのままひきずられた可能性が高いとみられており、警察では周辺での捜索を行っている。

《石田真一》

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