日産自動車の米国主力セダン、新型『アルティマ』。同車が米国以外の市場にも、積極的に輸出されることが分かった。
これは8日、日産自動車の米国法人、北米日産が明らかにしたもの。新型アルティマの生産は米国のテネシー州スマーナ工場と、ミシシッピ州キャントン工場の2か所でスタートしたばかりだが、将来的に両工場から世界約100か国に輸出されることがアナウンスされたのだ。
先代アルティマは、米国以外では世界40か国で販売。新型は、販売マーケットを一挙2.5倍へと拡大することになる。
新型アルティマの主な輸出先は、メキシコ、カナダ、中東など。今後2‐3年以内に、輸出先を順次広げ、最終的には世界約100か国で発売する計画だ。
北米日産のジェリー・ブリケット氏は、「我々の役目は、成長市場へ最適な商品を最適なタイミングで投入すること」とコメントしている。