【日産 NV350キャラバン 新型】25年のカスタムカー製作ノウハウを投入…ライダー

自動車 ニューモデル 新型車

15日に日産より発売が開始された、新型『NV350キャラバン』には、オーテックジャパンの特装車“ライダー”も導入される。

このモデルを開発したオーテックジャパンSV商品企画部エキスパートの永澤清和氏は、まず、「昨年、25周年を迎えたオーテックジャパンは、それまで培ってきたカスタムカーづくりのノウハウを背景に、自分たちの商品を“ファクトリーカスタム”と呼んでいます」と説明する。

ファクトリーカスタムとは、「最初からコンプリート販売を前提にトータルコーディネートしており、少量生産です。しかし、少量生産でありながらも、高性能でリサイクル性も考慮した最適な素材を使っています。さらに、信頼性や、耐久性もそのベースとなる日産車と同じ基準を確保しているのです。その結果、法律の遵守はもちろん、安全性や環境性能も無視しないというクルマづくりを行っています」とする。

その結果、「全国の日産販売店で通常の新車保証付きで、どなたでも安心して購入でき、堂々と乗ることが出来る。そんなちょっと特別な日産車が、オーテックが送り出すファクトリーカスタムです」(永澤氏)。

そしてライダーは、「迫力や、圧倒的な存在感をコンセプトにした日産を代表するカスタムモデルです。1998年の初代の『キューブ』から投入を開始して、現在、『エルグランド』から軽自動車の『オッティ』まで幅広いフルラインナップが実現しています。そこに、今回、新たに仲間入りするのがNV350キャラバンライダーです」。

その特徴は、「力強さと存在感を主張する、ひと目でライダーとわかるフロントマスクです。そして、ワークユースからプライベートユースまで、幅広いユーザーのニーズに対応できる車種設定。また、見た目だけではなくて、機能性と上質感を兼ね備えたインテリアパッケージをオプション設定しました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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