【ポルシェ ボクスター 新型】パフォーマンス向上は“お約束”

自動車 ニューモデル 新型車
ポルシェ・ボクスター
ポルシェ・ボクスター 全 6 枚 拡大写真
ポルシェ『ボクスター』が3代目に進化し、軽量化とともにパフォーマンスの向上も図られた。

その一例として、電動パワーステアリングが採用されたことがある。これは、オイルポンプを回すロスをなくすためで、「これ以外にも細かく積み重ねにより、省燃費、軽量化、運動性能向上をトータルで実現しました」と語るのはポルシェジャパン広報室室長の荒瀬大雅さん。

新型のベースモデルでは265馬力(旧モデル255馬力)。Sが315馬力(旧モデル310馬力)と馬力は向上。「ポルシェの場合モデルチェンジするとパフォーマンスを上げます。それと同時に、燃費を良くする。この両方がセットという考え方が、ポルシェインテリジェントパフォーマンスなのです」といい、「賢く燃費もアップさせ、パフォーマンスも上げるのが開発上のお約束事なのです」とした。

さらに、エンジン排気量は、「Sは変更していないものの、ベースモデルは2.9Lから2.7Lにダウンサイジングしています。これ以外にボディの軽量化やPDKを進化させるなどで、総合的に燃費を含めたパフォーマンスの向上を図りました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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