ブガッティ、ヴェイロン後継車の開発に着手…ハイブリッドの可能性も

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ヴェイロン16.4スーパースポーツ
ヴェイロン16.4スーパースポーツ 全 5 枚 拡大写真

世界最強、最速、そして最も高価と、3拍子揃ったスーパーカー、ブガッティ『ヴェイロン』。その後継車に関する情報が、海外の自動車メディアによって届けられた。

これは27日、英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が伝えたもの。同メディアのインタビューの中で、ブガッティのチーフエンジニア、ジェンス・シュレンブルグ氏は、「すでにヴェイロン後継車の開発に着手した」と明かしたというのだ。

現行ヴェイロンの最強モデル、「16.4スーパースポーツ」は、4つのターボで過給される8.0リットルW16気筒エンジンを、さらなる高性能を求めてチューニング。最大出力1200ps、最大トルク153kgmを発生する。2010年7月、431.072km/hという市販車によるギネス世界最高速記録を打ち立てたのも記憶に新しい。

この現行ヴェイロンを超えるパフォーマンスを実現するであろう後継車は、どんな内容を秘めているのか。ジェンス・シュレンブルグ氏は、「ホイールまでカーボンファイバーにするなど、大胆な軽量化に取り組む。パワートレーンでは、ハイブリッドも選択肢のひとつ」と、同メディアに話したという。

大幅な軽量化を果たし、ハイブリッドも視野に入れているヴェイロン後継車。その登場は再び、世界を驚かせることになりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る