新生サーブに大問題が浮上…「サーブのロゴとエンブレムが使えない」

モータースポーツ/エンタメ 出版物
サーブグループとスカニアが保有するサーブのロゴとエンブレムの商標権
サーブグループとスカニアが保有するサーブのロゴとエンブレムの商標権 全 2 枚 拡大写真

13日、破産を申請していたスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)を買収すると発表したナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン社(以下、NEVS社)。同社による新生サーブ計画に、大きな障害が立ちはだかっている。

それは、サーブの商標権に関するもの。実はサーブのロゴとエンブレム(グリフィンマーク)の商標権は、トラックメーカーを含めたサーブグループと、同じくスウェーデンのトラックメーカー、スカニアが保有。これはかつて、サーブとスカニアが共同企業体だった時から続いており、サーブのロゴとエンブレムをNEVS社が使用することは、現時点では認められていないのだ。

しかし、NEVSは新生サーブ計画に、サーブのロゴとエンブレムは不可欠と判断したもよう。27日、『オートモーティブニュース』の欧州版の取材に対して、スカニアの広報担当者は、「NEVS社は我々の許諾がなければ、サーブのロゴとエンブレムは使用できない。現在、NEVS社との間で、この問題について協議中だ」と話したという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  6. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  7. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. アウディ Q7 と Q8、PHEVに改良新型…EVモードは85kmに拡大
  10. EVけん引役の米テスラ、4年ぶりの減収減益で“大騒ぎ”[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る