JAXA、衛星技術を発展途上国の洪水対策に活用

自動車 ビジネス 企業動向
JAXA 陸域観測技術衛星「だいち」
JAXA 陸域観測技術衛星「だいち」 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、アジア発展途上国における衛星技術活用促進の一環として、アジア開発銀行(ADB)との協力プロジェクト、およびユネスコとの協力プロジェクトを実施すると発表した。

プロジェクトでは、バングラデシュ、ベトナム、フィリピン、パキスタンにおける洪水対策を改善するため、熱帯降雨観測衛星「TRMM」を利用して河川上流の雨量を取得する。

また、陸域観測技術衛星「だいち」の観測データを用いて、雨が河川へ流れ込む経路や、河川からの氾濫水が流れる経路を把握するための地表の標高情報を作成する。

今回の協力プロジェクトにおいて、JAXAは、ADBおよびユネスコの現地での活動に対する技術支援や、雨量データの無償提供、「だいち」による地表の標高情報の作成(受託)を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る