JAXA、衛星技術を発展途上国の洪水対策に活用

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JAXA 陸域観測技術衛星「だいち」
JAXA 陸域観測技術衛星「だいち」 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、アジア発展途上国における衛星技術活用促進の一環として、アジア開発銀行(ADB)との協力プロジェクト、およびユネスコとの協力プロジェクトを実施すると発表した。

プロジェクトでは、バングラデシュ、ベトナム、フィリピン、パキスタンにおける洪水対策を改善するため、熱帯降雨観測衛星「TRMM」を利用して河川上流の雨量を取得する。

また、陸域観測技術衛星「だいち」の観測データを用いて、雨が河川へ流れ込む経路や、河川からの氾濫水が流れる経路を把握するための地表の標高情報を作成する。

今回の協力プロジェクトにおいて、JAXAは、ADBおよびユネスコの現地での活動に対する技術支援や、雨量データの無償提供、「だいち」による地表の標高情報の作成(受託)を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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