FIFAがソニーグループ会社のゴール判定技術を正式採用

自動車 ビジネス 企業動向
競技場に設置した複数カメラにより瞬時に解析
競技場に設置した複数カメラにより瞬時に解析 全 4 枚 拡大写真

 ソニーは6日、グループ会社で英国にあるホークアイ社(Hawk-Eye Innovations)のゴール判定技術が、FIFA(国際サッカー連盟)に正式採用されたことを発表した。

【画像全4枚】

 英ホークアイは、ソニーが2011年に買収。競技場に設置した複数のカメラからボールの軌道を、独自プログラムで瞬時に解析する技術を有する企業だ。これらサービスは国際テニス協会や国際クリケット協会で公式判定技術として認定されており、各種大会で採用されている。ゴールポストやボールなど、フィールドの設備や用品にいっさいの改造や干渉をしないのが特長。またホークアイでは、映像リプレイも提供しており、システムによる判定の妥当性についても明確化する姿勢を取っている。

 今回サッカーの試合向けに、審判員の意思決定を支援するため、ホークアイの技術を提供する。ホークアイの画像解析による結果は、ボールがゴールラインを通過した際、1秒以内に審判員の腕輪に暗号化された情報として伝達される。

 今回のFIFAの採用については、2011年より評価試験がスタート。測量のためのインフラとコストの関係も、種々のサッカー協会において検証されたという。

ソニーグループの英ホークアイ、ゴール判定技術がFIFAに正式採用

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 三輪EVミニカー「アーバントライカー」、ドア付きの3色を発売 価格は132万円から
  3. 雪道での長時間立ち往生に備えた防災寝袋、 冬の車中泊にも…ベアーズロックが開発
  4. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る