上半期のシボレーの欧州新車販売、過去最高
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国別の販売実績では、イタリアが前年同月比12%増の1万9800台と最多。ドイツが7%増の1万6140台、フランスが12%増の1万4950台で、イタリアに続く。
伸び率が顕著だったのは、オランダとポーランド。オランダの上半期実績は、前年同期比88%増の7800台。ポーランドは79%増の6500台を売り上げた。シボレーの市場シェアは、オランダが2.09%、ポーランドが3.7%だ。
車種別の上半期実績では、コンパクトカーの『アベオ』が3万4310台で最量販車に君臨。同じくコンパクトカーの『スパーク』も3万2010台を販売した。『クルーズ』は2万1000台、ミニバンの『オーランド』は1万4300台、SUVの『キャプティバ』は1万3820台と好調だった。
シボレーの上半期の欧州市場シェアは、前年同期比0.24ポイント増の1.43%と過去最高。シボレーヨーロッパのスーザン・ドチェルティ社長は、「欧州の現在の経済状況下では、顧客の自動車を選ぶ目は厳しさを増している。シボレーの販売が伸びたのは、顧客のニーズに合っているから」とコメントしている。
《森脇稔》