【フェラーリ F12 ベルリネッタ 日本発表】12気筒の歴史はフェラーリの歴史

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フェラーリ・F12 ベルリネッタ
フェラーリ・F12 ベルリネッタ 全 12 枚 拡大写真

フェラーリ・ジャパンは、新たなフラッグシップとなる『F12ベルリネッタ』の日本導入を開始した。

「フェラーリは豊かな歴史を持っており、V12エンジンはまさに我々の歴史なのです」と語るのは、フェラーリ・ジャパンプレジデント&CEOのハーバート・アプロス氏。

「初めてフェラーリの名を冠したモデルは『125スポーツ』で、フロントエンジン、V12気筒118馬力でした。その後登場した『166』はル・マンで初めてフェラーリが優勝したモデルで、ミッレミリアでも優勝しました」とその歴史を振り返り、「それ以来多くの美しいフロントV12エンジンのスポーツカー、『250』や『275』、『330』、『375MM』などが登場しました」と話す。その後もV12エンジンを搭載した『575マラネロ』や『599』などといったモデルが今日まで続いている。

「1950年代60年代においては、パワーだけでなくステータス性やグラマラスさでも知られており、多くの有名人がフェラーリV12 エンジンのファンでした。イングリッド・バーグマンやスティーブ・マックイーンなどがその例です」

「そして、初めて搭載したV12エンジンから65年経った今、『F12ベルリネッタ』の導入となりました。我々フェラーリのフラッグシップです』と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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