【パイクスピーク12】ホンダ NSX、最大出力850psレーサーが参戦へ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
最大出力を850psへ引き上げた米国ミシガン州「LOVEFAB」のホンダ・NSX
最大出力を850psへ引き上げた米国ミシガン州「LOVEFAB」のホンダ・NSX 全 4 枚 拡大写真

山火事の影響で開催が延期されたものの、8月12日に米国コロラド州で決勝レースを迎える第90回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム。このレースに、ホンダ『NSX』のモンスターマシンが参戦する。

今年のパイクスピークにNSXでエントリーするのは、米国ミシガン州に本拠を置く「LOVEFAB」。同社は2003年に設立されたファクトリーショップで、ホンダ車のチューニングを得意とする。

そんなLOVEFABが手がけたのが、ホンダNSXのパイクスピーク仕様。同レースの最高峰、改造無制限クラスに出走するとあって、1991年式のNSXをベースに、大幅な改造が施された。

そのハイライトが、ギャレット製のターボチャージャー2個が装備されたエンジン。排気量やエンジン形式は公表されていないが、最大出力は850psを絞り出すという。

また、フルカーボンファイバー製ボディにより、車両重量は1tを切る軽量さを実現。リアには、強力なダウンフォースを得る大型ウィングを装備。フロントにも空力パーツが装備され、NSXの面影は少ない印象だ。

ドライバーは、LOVEFAB代表のCody Loveland氏。850psのモンスターNSXが、初挑戦のパイクスピークで、どのような結果を残すか注目される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る