VW、欧州自工会のマルキオンネ会長に辞任要求

モータースポーツ/エンタメ 出版物
2012年からACEA(欧州自工会)の会長を務めるフィアットとクライスラーグループのセルジオ・マルキオンネCEO
2012年からACEA(欧州自工会)の会長を務めるフィアットとクライスラーグループのセルジオ・マルキオンネCEO 全 2 枚 拡大写真

ACEA(欧州自動車工業会)の会長で、フィアットとクライスラーグループを率いるセルジオ・マルキオンネ氏。フォルクスワーゲングループがACEAに対して、マルキオンネ会長の辞任を求めていることが判明した。

これは7月27日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアによると、フォルクスワーゲンはマルキオンネ氏が行ったVW車の価格を巡る発言を問題視。ACEAに対して、マルキオンネ会長の辞任を求めているという。

マルキオンネ氏の発言の中身は、フォルクスワーゲンが欧州市場で、不当に安い価格で新車を販売しているというもの。これにより、欧州自動車産業全体が、赤字につながる価格競争に巻き込まれているという内容だった。

フォルクスワーゲングループの広報責任者、Stephan Gruehsem氏は、「マルキオンネ氏はACEAの会長として不適格。我々はACEAからの脱退も検討中だ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る