7月のトヨタ米国新車販売、26%増と好調

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トヨタの米国主力車、新型カムリ
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は8月1日、7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は16万4898台。前年同月比は6月の54.3%増、5月の87.3%増に続いて、26.1%増と大幅増を維持している。

トヨタブランドの乗用車系では、主力3車種の好調さが目を引く。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、前年同月比10.7%増の2万9913台。『カローラ』は34.5%増の2万3640台。『プリウス』は110.5%増の1万6643台だ。米国では、プリウスの販売台数に『プリウスc』(日本名:『アクア』)が含まれるため、大幅増はその効果でもある。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、『RAV4』が前年同月比73%増の1万5248台と牽引。『ハイランダー』も11.7%増の1万0669台と好調だ。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も18.2%増の9176台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も27.1%増の1万1350台と売れた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が大幅改良の効果で、前年同月比34.5%増の7357台と大きく増加。新型投入を控えた『ES』は31.9%増の3759台。新型『GS』は1662台を販売し、前年同月実績に対して5倍以上の伸びを示す。

トヨタの2012年1-7月米国新車販売は、前年同期比28.3%増の121万0994台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「カムリの販売がとくに好調。7月も米国のベストセラー乗用車だ」と語っている。

《森脇稔》

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