東北道ツアーバス事故、一斉点検で乗務時間確認せず…羽田国交相「不適切だった」

自動車 社会 行政

東北道で8月2日に起きた高速ツアーバス事故に関連して、国土交通省が7月20日に実施した抜き打ち一斉点検。これにおいて乗務時間を点検の対象としていなかったことについて、羽田雄一郎国交相は3日の会見で「不適切だった」と述べ、今後の点検では運行距離だけでなく乗務時間も確認するよう指示したことを明らかにした。

国交省が7月20日に施行した新たな高速ツアーバスの交替運転者配置基準では、実車距離400km超または運転者乗務時間が10時間超の場合は2マン運行を義務付けているが、今回事故を起こしたクルージングワールドのバスは実車距離は395kmだったが、乗務時間が11時間30分だったにもかかわらず交替運転者を配置していなかった。

同省は施行初日の7月20日に、事故を起こしたクルージングワールドを含むツアーバスに対して抜き打ち一斉点検を行ったが、実車距離の確認は行ったものの、乗務時間については確認していなかった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る