全体相場は3日続伸。
欧米株高を好感し、輸出関連株を中心に買いが先行。一時、7月10日以来およそ1カ月ぶりに8900円台を回復した。
しかし、後場入り後は上値の重さも嫌気され伸び悩む展開。国内政局の不透明感、円相場の強含みから警戒感も台頭。平均株価は前日比77円85銭高の8881円16銭と続伸して引けた。
自動車株はほぼ全面高。
ホンダが36円高の2535円と4日続伸。大幅な株価調整後の水準訂正が続いている。
日産自動車も10円高の778円と続伸した。
マツダ、ダイハツ工業、富士重工、日野自動車、スズキがしっかり。
全面高の中、トヨタ自動車が25円安の3160円と5日ぶりに反落。新規の買い材料が見当たらないとあって、利益確定の売りに押された格好。
いすゞも4円安の415円と小反落。事業用自動車のエコカー補助金が7月5日で打ち切られたため、7月の普通トラック販売の伸び率が低下していおり、先行きを警戒する声も。