7日正午ごろ、茨城県土浦市内の国道125号を走行していた乗用車が前走車に追突。弾みで対向車線側へ逸脱し、対向してきた別の乗用車と正面衝突した。この事故で逸脱側のクルマに乗っていた2人が死傷。対向側の運転者も重傷を負った。
茨城県警・土浦署によると、現場は土浦市並木付近で片側1車線の直線区間。同市内に在住する70歳男性の運転する乗用車が前走していた乗用車に追突。弾みで対向車線側へ逸脱し、対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。
衝突によって双方のクルマは中破。逸脱車を運転していた男性が腹部を強打し、出血性ショックでまもなく死亡したほか、助手席に同乗していた70歳の女性が胸部骨折の重傷。対向車を運転していた23歳の女性も腕を骨折する重傷を負っている。追突被害を受けた63歳の女性も軽傷を負った。
現場にブレーキ痕はなく、警察では漫然運転や、運転中に意識を失った可能性を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。