GMの中国合弁、SAIC-GM(上海通用五菱汽車)が中国市場専用に立ち上げた低価格ブランド、「宝駿」。その第二弾モデルが、現地で発表された。
これは8月15日、GMチャイナが明らかにしたもの。『Lechi』と呼ばれる宝駿ブランドのコンパクトカーが、同日から中国での受注をスタートさせている。
Lechiは2010年11月に発表された『630』に続いて、宝駿ブランドの第二弾商品としてラインナップ。630は中小型クラスの4ドアセダンだったが、Lechiは小型の5ドアハッチバックだ。
しかし、Lechiは新規開発車ではなく、GMの韓国部門、旧GMデーウ(大宇)が開発した『マティス』ほぼそのもの。変更点は、前後バンパーなどを専用デザインに改めた程度だ。中国では宝駿だけでなく、シボレーブランドからも発売されることがアナウンスされている。
Lechiに関してGMは、「19.6km/リットルの低燃費やGMの世界基準のアフターセールスが備わる」とアピールしている。