英ロールス、ファントム シリーズIIクーペに35台の限定車

自動車 ニューモデル 新型車
ロールスロイス、ファントムIIクーペ・アビエーター・コレクション
ロールスロイス、ファントムIIクーペ・アビエーター・コレクション 全 4 枚 拡大写真

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、ファントム・シリーズIIクーペの限定モデル「アビエーター・コレクション」を発表した。

アビエーター・コレクションは、ロールス・ロイスの創設者の1人であるチャールズ・スチュアート・ロールスと、水上飛行機のスピードを競う「シュナイダー・トロフィー・レース」で、R&R製R型エンジンを搭載して優勝した水上機「スーパーマリンS6B」にインスピレーションを得た限定モデル。

エクステリアは、アビエーター・グレーのボディとつや消しのボンネット、ウィンドウサラウンド、グリルがコントラストを成す。インテリアはウッドとメタルの組み合わせが、航空機のコクピットをイメージさせるデザインとなっている。ダッシュボードの上部はメタル仕上げで、ブラッド・オレンジの針先が目を引くトーメン社製の航空機仕様クロック、マットブラックのパワーリザーブゲージ、スピードメーター、燃料メーターが組み込まれている。

マホガニーで仕上げたダッシュボードの下部は、航空機のプロペラと同じく、手作業によってひとつひとつ丹念に成形される。ポリッシュステンレスの細いラインは、フロアマットの装飾に合わせて先端が丸みを帯びたデザインとしている。

レザーで裏打ちされたグローブコンパートメントには、ロールスが1908年に、ライト兄弟の初飛行の後に語ったとされる言葉(空を飛ぶことは創造主からの新しい贈り物であり、人類に与えられた最高の宝物である)が刻まれている。

また、センターコンソールには、イギリスで2番目にパイロット・ライセンスを取得したロールスへの敬意を表し、「Pioneer Aviator(飛行士のパイオニア)」という言葉とともに、彼の手書きの署名を記したクロームのプレートを装着している。

フロアにはレザーマットが敷かれ、アルミニウム製のカップホルダーは、高い機能性を持ちながら、ロールス・ロイスに期待される「ドラマチックな空間と美しいディテール」を演出する。

ファントム・シリーズIIクーペ・アビエーター・コレクションは35台限定で製造される。

最初のモデルは、米国ペブルビーチで開催される「クウェイル・モータースポーツ・ギャザリング」で披露される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る