NHKのスーパーハイビジョン、国際標準規格に認定…3300万画素・120FPS

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速く動く被写体を撮影した時のフレーム数による比較
速く動く被写体を撮影した時のフレーム数による比較 全 3 枚 拡大写真

 NHK(日本放送協会)は23日、次世代の高臨場感放送システムとして研究開発を進めている「スーパーハイビジョン(SHV)」の映像信号の仕様が、ITU-R勧告して承認され、テレビの国際規格となったことを発表した。

 SHVは、3,300万画素の超高精細映像と22.2マルチチャンネルの3次元音響で構成されている。SHV映像としての臨場感、実物感を再現する仕様として、「水平7,680×垂直4,320の画素数」「1秒あたりのフレーム数60枚」といった項目に加え、「速く動く被写体の“動きぼやけ”を低減するための規格として、1秒あたりのフレーム数120枚」「実物に近い色再現が可能となる色域」を追加、国際規格として承認された。

 NHKでは、総務省や電波産業会(ARIB)、メーカーなどと連携して、国際標準化活動に積極的に取り組んでいた。今後、SHV信号の伝送や家庭用視聴機器を含めたSHV放送を実現するための研究開発を加速するとしている。なお2012年のロンドンオリンピックでは、英国、米国、日本国内 (渋谷、秋葉原、福島)の世界9か所でSHVによるパブリックビューイングを実施している。

NHKのスーパーハイビジョン仕様、テレビの国際規格に……ITU-R勧告として承認

《冨岡晶@RBB TODAY》

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