自走式の立体駐車場から乗用車転落…踏み間違えが原因か

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26日午後10時ごろ、東京都千代田区内にあるホテルの自走式立体駐車場で、5階から4階に至るスロープを走行していた乗用車が鉄製のフェンスを突き破り、約10m下の地上に転落する事故が起きた。クルマは垂直に転落。乗っていた3人が負傷している。

警視庁・丸の内署によると、現場は千代田区内幸町1丁目付近にあるホテルの自走式立体駐車場。宿泊棟とは別棟となっている。乗用車は5階から4階へと至るスロープを走行していたが、何らかの原因で路外に逸脱。鉄製のフェンスを突き破って転落した。

クルマは向かいの建物の壁面に接触し、1階部分に設置されたポリカーボネート製の屋根に突っ込むような状態で約10m下まで垂直に転落して中破。乗っていた60歳代の女性が胸部骨折の重傷。30歳代の女性、生後4か月の乳児が打撲などの軽傷を負った。いずれも命に別状はないという。

スロープにブレーキ痕は無く、アクセルとブレーキを踏み間違えたことが事故につながった可能性が高いという。警察では運転者の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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