【IIHS衝突安全】トヨタ 86 とスバル BRZ、最高評価を獲得

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米IIHSが実施したトヨタ86とスバルBRZの衝突テスト
米IIHSが実施したトヨタ86とスバルBRZの衝突テスト 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車とスバル(富士重工)が共同開発した新型FRスポーツカー、トヨタ『86』とスバル『BRZ』。両車の高い衝突安全性能が、米国で認められた。

これは9月6日、米国IIHS(道路安全保険協会)が発表したもの。サイオン『FR-S』 (日本名:トヨタ86)とスバルBRZを、「2012トップセーフティピック」に認定することがアナウンスされたのだ。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで行う。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するというものだ。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも実施。総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。

86とBRZのテスト結果は、前面衝突ではダミー人形の頭/首/胸/右足/左足と、全ての部位への傷害レベルが最小限。GOOD(優)評価と認められた。

一方、側面衝突は、運転席のダミー人形の胸への傷害レベルがACCEPTABLE(良)。しかし、それ以外の頭、首、足へのダメージは最小限。後席も全ての部位へのダメージが少なく、 GOOD(優)評価だ。ボディの安全構造に関しても、前面衝突、側面衝突ともにGOOD(優)評価を得た。

また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストも、GOOD(優)。その結果、86とBRZは総合評価が最高のGOOD(優)となり、トップセーフティピックに認定されている。

《森脇稔》

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