三菱マテリアル、使用済みHV車からレアアース回収技術の実証に着手

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ・フィットHV
ホンダ・フィットHV 全 2 枚 拡大写真

三菱マテリアルは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「使用済みモーターからの高性能レアアース磁石リサイクル技術開発」事業の助成事業テーマとして、同社が提案した「使用済み自動車からの希少金属回収技術開発」が採択されたことを発表した。

開発は、同社の資源・リサイクル事業本部、ホンダトレーディング、マーク・コーポレーションが協力。ホンダ製のハイブリッド自動車を中心に、駆動用モーターを取り出し、レアアース磁石を効率的に回収するための技術を実証していく。

ホンダトレーディングが自動車回収システムの実証協力を、マーク・コーポレーションが回収した部品などの前処理実施協力および実証設備の設置協力をする。

三菱マテリアルは、事業実施主体としてリサイクル技術開発、実証設備の設計製作および実証試験を担当し、使用済みハイブリッド自動車を回収するプロセス等を含めたリサイクルシステム全体の設計、実証を行っていく。

なお事業費は約3億円。そのうち2/3をNEDOが助成する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る