【トヨタ 環境技術発表】内山田副会長「ディーゼルエンジンも世界トップクラス」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ環境技術開発説明会 内山田竹志副会長 
トヨタ環境技術開発説明会 内山田竹志副会長  全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車は9月24日、環境技術開発の発表会を行った。その席上、内山田竹志副会長は「ディーゼルエンジンについても、うちは世界トップレベル」と胸を張った。

同社のディーゼルエンジンについては、「力を入れていない」「撤退するのではないか」という声がよく上がっていた。というのも、この分野でいすゞ自動車と提携したり、最近ではBMWとも提携し、供給を受けることになったからだ。

内山田副会長はこういった声を打ち消す意味を込めて、さらにこう付け加える。「世界で初めて電子制御式燃料噴射システムを開発したし、また、世界で初めてDPNR付クリーンディーゼルも開発している。生産台数にしても、2008年に累計で2000万基を達成し、平均で年間100万基以上のディーゼルエンジンを生産している。生産レベルについても世界トップレベルである」

決してディーゼルエンジンに手を抜いているというわけではない、というのだ。今回の発表会では、新開発の商用車用3.0Lディーゼルエンジンと乗用車用1.4Lディーゼルエンジンを披露した。今後もさらに磨きをかけ、2015年には最大熱効率を現在の約42%から45%を目指すという。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  7. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  8. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. [カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
ランキングをもっと見る