マセラティは『グランカブリオMC』をパリモーターショー12でワールドプレミア。
マセラティは2010年秋、パリモーターショー10において、『グラントゥーリズモMCストラダーレ』を発表。クーペボディの『グラントゥーリズモS』をベースに、ワンメークレースマシンの『トロフェオ・グラントゥーリズモMC』のノウハウを注入し、最強のマセラティとして登場した。
今回、パリモーターショー12で披露されるグランカブリオMCは、グラントゥーリズモMCストラダーレのオープン版。ベース車両の『グランカブリオ』に対して、専用フロントバンパーや大型リアスポイラーを採用するなど、エアロダイナミクス性能を徹底的に追求している。
パワーユニットは、4.7リットルV8エンジンを搭載し、338kW(460HP)・520Nm/4750rpmあおいうアウトプットを発揮する。バンク角90度のピストンはエンジンブロックと同様の強化アルミニウム製で、5支点クランクシャフトは高強度のスチール製。最高速度289km/h、0-100km/h加速は4.9秒というその名にふさわしいパフォーマンスを発揮する。