自動車、二輪車盗難が大幅減少…2012年上半期

自動車 社会 行政
自動車盗の認知・検挙状況の推移
自動車盗の認知・検挙状況の推移 全 4 枚 拡大写真
警察庁は、2012年上半期(1〜6月)の犯罪情勢をまとめ、その結果を発表した。

自動車盗の発生件数は、前年同期比13.6%減の1万0825件、検挙件数が同4.1%減の4164件、検挙人員が同8.4%減の863人だった。被害時にエンジンキーがメインスイッチに差し込まれていたか、運転席またはその周辺に放置されていた状態で盗まれているものの割合は全体の26.0%で、前年同期に比べ0.5ポイント上昇している。

車上ねらいの発生件数は、同7.7%減の5万1862件、検挙件数が同2.3%増の1万1969件、検挙人員が同8.1%減の959人だった。被害時の状況は施錠なしで被害に遭っているものの割合は全体の38.6%で、前年同期に比べ0.6ポイント低下している。検挙した事件をみると、被疑者の年齢別では40歳代の増加率が最も高くなっている。

部品ねらいの発生件数は、同9.4%減の2万6065件、検挙件数が同9.2%減の3637件、検挙人員が同15.1%減の500人だった。被疑者の年齢別では65歳以上が増加、40歳代が横ばいである以外は、全ての年代において減少している。

オートバイ盗の発生件数は、同14.3%減の2万8554件、検挙件数が同3.5%減の3526件、検挙人員が同8.3%減の2304人だった。被害時にエンジンキーがメインスイッチに差し込まれていたか、運転席またはその周辺に放置されていた状態で盗まれているものの割合は全体の22.9%で、前年同期に比べ0.2ポイント低下している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る