9月の日産米国新車販売、1.1%マイナスと失速

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新型日産 パスファインダー
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日産自動車の米国法人、北米日産は10月2日、9月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万1907台。前年同月比は1.1%減と、5か月ぶりに前年実績を割り込んだ。

日産ブランドは、前年同月比2.4%減の8万2462台と後退。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』の新型効果がやや息切れ。9月は前年同月比0.4%増と4か月連続で増加したものの、2万4448台にとどまる。一方、『ヴァーサ』は32.1%減の8016台と失速。『マキシマ』も、6.8%減の5718台と不振だ。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が9月としては過去最高の1万2106台を販売し、前年同月比は12.7%増。新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』も、前年同月比38.7%増の3205台と支持を集める。

インフィニティブランドは、前年同月比11.4%増の9445台とプラスを維持。しかし、主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比28.8%減の2807台と後退。5月に発売した新型クロスオーバーの『JX』は2251台と、引き続き良好な立ち上がりを示す。

日産の2012年1-9月米国新車販売は、前年同期比11.9%増の86万6484台。9月販売はマイナスに転じたものの、通年ではプラスを維持している。

《森脇稔》

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