9月のBMWグループ米国販売、2か月ぶりに増加

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BMW X3
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BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは10月2日、9月の米国新車販売の結果を発表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、2万6660台を販売。前年同月比は3.5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

BMWブランドは、前年同月比0.1%増の2万1761台と2か月ぶりのプラス。その内訳は、乗用車系が7.4%減の1万4265台と引き続き減少。一方、ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)は18.2%増の7496台と、2か月連続の前年実績超えだ。

乗用車系では、『5シリーズ』が3189台を販売。前年同月比は22.2%減と、2か月連続のマイナスだ。米国ではクーペとカブリオレだけが設定される『1シリーズ』も、前年同月比23.6%減の515台と不振。『6シリーズ』は80.2%増の609台と大幅増が続く。一方、『3シリーズ』は16.8%減の7731台にとどまる。

SAVでは、『X3』が前年同月比63.7%増の3034台と、好調を維持。『X5』は0.7%減の3850台と、2か月ぶりの前年割れ。『X6』は8月と同じ612台を売り上げた。8月に米国初上陸を果たした『X1』は、9月は1570台を登録。

MINIブランドは、前年同月比22.5%増の4899台と、9月の販売新記録を達成。MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)が、65.9%増の2002台と支持を集める。

BMWグループの2012年1‐9月米国新車販売は、前年同期比7.1%増の23万4928台。BMWオブノースアメリカのLudwig Willisch社長兼CEOは、「X1はほぼ完売の人気で、MINIは販売新記録を樹立。今後の販売に期待できる」と述べている。

《森脇稔》

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