デンソー、アイドルストップシステム向け電池パックを開発…燃費向上に貢献

自動車 ビジネス 企業動向
デンソー・アイドルストップシステム向けリチウムイオン電池パック
デンソー・アイドルストップシステム向けリチウムイオン電池パック 全 2 枚 拡大写真

デンソーは、アイドルストップシステムの燃費向上に貢献するリチウムイオン電池パックを開発した。

今回、開発した電池パックは、電池セル、バッテリーマネジメントユニット、電源切り替えスイッチを一体化したもので、従来の鉛バッテリーのみのシステムと比較して、より多くの回生電力を活用することができる。

開発品は、車両側の指示に基づき回生電力を充電するとともに、カーナビゲーション、オーディオなどの機器へ安定した電力を供給。また、走行中には、充電した回生電力を、車両側からの指示に基づき、各電気部品に供給することが可能となり、発電機であるオルタネーターによる発電を抑制し、オルタネーター作動のための燃料消費抑制を実現し、車両の燃費向上に寄与する。

くわえて、特別な冷却装置を必要としない自然空冷方式を採用。小型・軽量、長寿命であるため、交換を前提とした場所に設置する必要がなく、搭載場所の自由度向上にも貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る