大塚家具社長、奥山清行起用理由は「カタログ型から雑誌型へ」

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大塚家具代表取締役社長の大塚久美子氏(左)とKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏(右)
大塚家具代表取締役社長の大塚久美子氏(左)とKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏(右) 全 6 枚 拡大写真

総合インテリア販売の大塚家具と、KEN OKUYAMA DESIGNは商品開発等で事業提携を行うことを発表した。

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具体的な事業提携の概要は、3つの分野で、商品開発、プロモーション、コントラクト事業である。「我々はKEN OKUYAMA DESIGNにデザインしてもらった商品を国内で独占的に販売をします。価格帯は、ソファで20万円台から30万円台が中心です」と話すのは大塚家具代表取締役社長の大塚久美子氏。

さらに、「商品開発面に加え、販売をする際の例えば、店のプレゼンテーションや、広告宣伝、あるいは、販売促進の企画といったところについても、共に手を携えてやっていきたいと思っています」と述べる。

「IDC大塚家具有明ショールームは16年前にオープンしましたが、こういったショールームの作り方も、かつての様にモノを並べて見せるということよりは、その先にある生活をどのように紹介していくか。いってみれば、カタログ型から雑誌型というような店作りにもしていきたい。そういう時に、KEN OKUYAMA DESIGNの力を借りられればと考えています」とし、実際に、「ロイヤルパーク汐留タワー(東京都港区)のコンセプトルームは、KEN OKUYAMA DESIGNの家具を中心に入れています。こういったプロモーションのための事業もすでに具体的に始まっているのです」という。

そしてまた、「KEN OKUYAMA DESIGNが手掛けるリゾート施設などでの家具の提供、これがいわゆるコントラクト事業ですが、ホテルやリゾート施設などの事業を共にしていくという3つの分野で事業をしていきたいと思っています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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