9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、WRC(世界ラリー選手権)への参戦を発表した韓国ヒュンダイモーター。同車のラリーマシンの映像が、ネット上で公開されている。
この映像は9月27日、ヒュンダイモーターヨーロッパが公式サイトで公開したもの。欧州向けのコンパクトカー、『i20』をベースに開発された『i20 WRC』が、テスト走行するイメージ映像を公開したのだ。
現時点では、ラリーカーの詳細は未公表だが、WRCのレギュレーションに従い、エンジンは排気量1.6リットルのターボ、駆動方式は4WD。シーケンシャルトランスミッションを採用することも、アナウンスされている。
実はヒュンダイは1998年、WRCのF2クラスに初参戦。2シーズンを戦った後、2000年に『アクセント』でWRCの最高峰へステップアップした。しかし、期待された結果が残せず、2003年をもってWRCから撤退した過去がある。
そのことを念頭に置いてか、映像内では「ネバーギブアップ」を宣言。ヒュンダイのWRCへの意気込みを伝えるこの映像、動画共有サイト経由で見ることができる。