第28回MG DAY in KARUIZAWAが10月13日、ホテル鹿島ノ森(長野県北佐久郡)において6年ぶりに開催された。主催はThe MG Car Club Japan Centre。
関係者自らが、“マンネリではない、偉大なる定番”と称する、MG DAY in KARUIZAWAが6年ぶりに復活した。ホテル鹿島の森の芝生に、1930年の『M-type Midget』から1999年の『MGF』まで約70台のMGが集合。その光景は2006年に開催された27回とほとんど変わることはなく、運営に関しても、そのブランクを感じさせない、非常にスムーズなものであった。あえて変わった点を挙げるならば、参加者の年齢層が相応に上がったことくらいだろうか。
会長である馬島亮氏によると、今回の復活のきっかけはThe MG Car Club Japan Centreが来年50周年を迎えるにあたって、2013年のMG DAYの開催を検討したことだったという。「いきなり50周年に復活させるのも大変なので、予行演習が必要だろう」と、今年の開催が決定したと述べ、20台から30台程度集まればと思っていたところ、70台以上も集まったことから、待ち望まれていたイベントだったと再認識したという。
内容は、朝10時から夕方3時半まで、芝生の上に愛車を展示し、のんびりと過ごすものである。通常であれば時間を持て余すことを懸念しそうだが、流石に慣れたもので、タープを張り、ピクニックテーブルを用意し、その時間を友人たちとの語らいに、あるいは、お茶を飲み、軽い食事をしたりと、実に有意義に使っていたのが印象的であった。