運転免許証の裏に臓器提供の意思表示を…グリーンリボンドライバー宣言

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グリーンリボンドライバーをPRするステッカー
グリーンリボンドライバーをPRするステッカー 全 12 枚 拡大写真

日本臓器移植ネットワークは10月16日、アステラス製薬の支援のもと、臓器移植普及啓発イベントを東京ミッドタウンで開催。会場には、タレントの安めぐみさんや、東京乗用旅客自動車協会副会長・飛鳥交通社長の川野繁氏などが登壇した。

「グリーンリボンドライバー宣言」と名付けられたこのイベント。日本臓器移植ネットワークは、運転免許証で臓器提供の意思を表示するドライバーを今年度から「グリーンリボンドライバー」と位置づけ、クルマのボディなどに貼るグリーンリボンドライバー・ステッカーを全国に配布し、普及啓発を試みる。

同ネットワークの雁瀬美佐氏は、「10月16日は臓器移植法が施行された日(グリーンリボン DAY)。臓器を提供する意思、提供しない意思どちらも選べるので、まずは今の自分の意思をきちんと表示をすることが大切。臓器提供について家族と話し合って、お互いの意思を確認しあってほしいと思います。また、グリーンリボンドライバーを広めるステッカーを配布し、ひとりでも多くの人たちに臓器提供の意思表示について知ってもらえればと思っています」と話した。

安めぐみさんは「せっかく本人が(臓器提供について)意思表示をしていても、家族が知らないこと無駄になってしまうこともありますよね。命をつなぐ大切なことなので、家族や大切な人といっしょに考えて、お互いの意思を確認しあいたいです」とコメントした。

また、川野氏は「今年はタクシー誕生100年。こういう節目に何か社会貢献を、そんな折にグリーンリボンキャンペーンを知りました。我々は、タクシーのボディにグリーンリボンドライバー・ステッカー(3万枚)を貼り、運転免許証の裏面に臓器提供意思表示欄があることを知ってもらうキャンペーンに協力します。タクシー業界は、運転免許証があっての事業。非常にフィットしたキャンペーンだと思っています」と語った。

《レスポンス編集部》

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