日産自動車が発表した2012年度上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績によるとグローバル生産台数は、前年同期比7.9%増の243万0207台で過去最高となった。
国内生産はモデル切り替えによる台数減があったものの、東日本大震災の影響の反動に加え、主に『セレナ』と新型『ノート』の台数増により、同3.3%増の55万7523台と前年実績を上回った。
海外生産は同9.4%増の187万2684台と前年を上回り過去最高だった。米国、メキシコ、英国、中国で前年実績を上回り、中国では同3.5%増の62万8446台と上半期として過去最高台数を記録した。
グローバル販売台数は、同7.6%増の240万7148台と、上半期として過去最高台数を記録した。
国内販売は同7.5%増の30万3805台となり、前年を上回った。『セレナ』『ノート』『NV350キャラバン』が好調だった。
海外販売は、同7.7%増の210万3343台で、上半期として過去最高台数を記録した。米国、中国で前年実績を上回り、中国では同0.7%増の61万2905台と過去最高を記録した。
輸出は同2.9%減の33万0977台と不振だった。北米向けは、震災の影響の反動により、同8.2%増の20万4833台と好調だったが、欧州向けは同27.2%減の3万9319台と前年実績を大きく下回った。