【BMW 320dブルーパフォーマンス 試乗】ディーゼルの魅力を十分に表現…諸星陽一

試乗記 輸入車
BMW 320dブルーパフォーマンス
BMW 320dブルーパフォーマンス 全 5 枚 拡大写真

マツダ『CX-5』のディーゼルモデルが大ヒットしていることからもわかるように、日本でもディーゼルエンジンのよさが見直されてきた。もともとヨーロッパではディーゼルエンジンの人気が高く、乗用車でも多くのモデルがディーゼルエンジンをラインアップし、消費者も多くがそれをチョイスしている。

【画像全5枚】

BMWもついに3シリーズという販売ボリュームの大きな車種のディーゼルエンジンを日本に輸入開始した。グレード名は「320dブルーパフォーマンス」という。排気量は2リットルで、燃料噴射は直噴、ターボで過給されている。

アイドリング状態ではほとんどディーゼルエンジンであることは意識させないが、走り出しでは若干ディーゼルらしい振動が発生する。しかし不快なレベルではない。

このディーゼルエンジン。なんと1750rpmで最大トルクを発生する。つまりエンジン回転を大きく上げることなく、シフトアップしどんどん加速していくのだ。アクセルペダルを踏み込んだときに感じる「グッ」という押し出し感は、ディーゼルエンジンならではの力感だ。

エンジンを掛けたままでクルマを下り、後ろに回ってみても排ガスの臭さは感じない。ススなどはフィルターに吸着させエンジンの熱で焼却、窒素酸化物などは触媒によって処理をしている。

アイドリングストップは自然にスッと止まる。再始動時も大きな騒音や振動はない。JC08モード燃費は、セダンもツーリング(ワゴン)も19.4km/リットルと高水準だ。

今回は短い時間でのワインディングを中心とした試乗だったが、高速道路など一定速度で走り続けるシチュエーションでこそ、ディーゼルエンジンの真価が発揮できる場所。次の機会にはそうした状況を試し、お伝えしたいと思う。

5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナ

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  3. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  4. キッザニア監修「Out of KidZania in かりや」、愛知県刈谷市で10月18日開催…パズルカー製作など26種の仕事体験
  5. 三菱自動車、7年ぶり復活『パジェロ』シリーズにHV導入も[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
ランキングをもっと見る