【レクサス LS600h 試乗】極上の速さ、スムースさに磨き…島崎七生人

試乗記 国産車
レクサス LS600h Fスポーツ
レクサス LS600h Fスポーツ 全 12 枚 拡大写真

マイナーチェンジならぬ“メジャーチェンジ”を果たした『LS600h』に新設定された『F SPORT』の走りは、極上の速さとスムースさを見せつける。

【画像全12枚】

コンソールの『ドライブモードセレクト』のSPORT+は、もっともヤル気モード。確認のためアクセルを強めに踏み込むと、5リットルV8エンジン+モーターの異次元な加速に見舞われる。が、決してテールが沈み込むような素振りはなく、ボディはあくまでフラットなまま。心地いいエンジン音を小さく聞かせ、クルマは涼しい顔のまま、俊足振りを披露する。

ちなみに100km/hは8速で1000rpm少々。息を潜めているかのようだ。

対してECOモードでは、さすがにパワーの絞られ感などを実感。けれどCONFORT、NOMALモードでは、通常走行時に、何かに不満を感じることは恐らくない。

『アクティブスタビライザー』が付くのを復習で知ったが、快適な乗り味は確保しつつ、コーナリング、加減速時、高速巡航中の車線変更等、ボディの無駄な挙動が抑えられるので、大柄なクルマながら、動きが素直で自然なのが感じられた。

一方でLS600hL EXECUTIVE package(4人乗り)で試した19インチの『ノイズリダクションアルミホイール』は、LSのような静か過ぎるクルマにこそ活きるアイデア。目地などを通過した際、タイヤが叩かれて起こる気柱共鳴をしっかりと制圧。タン!と軽い手応えは感じても、パカン!といった音が消されていた。

「スピンドルグリル』」、内部がメッシュのF SPORTではさすがに迫力があり、息を飲む。他グレードのメッキの横バーとの組み合わせも悪くないし、LSのスタイル自体は毅然とした佇まいで、レクサス車のイメージリーダーとして未だ見応えがあり、色褪せてないと思う。Lの字が重なって点灯するテールランプは美しい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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