東洋ゴム9月期決算、国内新車向け好調、通期見通しは下方修正

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東洋ゴムは、2012年9月中間期の連結決算を発表した。

同社は今期から決算期を12月期に変更するため、今期の業績は国内連結企業が2012年4-9月期の6カ月決算、海外連結企業が2012年1-9月期の9カ月を対象とする変則決算となる。このため、前年同期比を公表していない。

売上高は2021億2700万円だった。国内は新車用がエコカー補助金効果で自動車生産台数が伸びたことから順調に推移したほか、市販向けも伸びた。海外向けは北米、欧州は低調だったものの、その他地域が順調だった。

収益では、営業利益が86億2600万円となった。経常利益は59億円、当期純利益が36億6000万円となった。

12月期通期業績見通しは、売上高を前回予想から130億円マイナスの2910億円に下方修正した。欧州経済の悪化や領土問題による日本製品不買運動などで、中国での販売が想定を下回る見通しが影響した模様だ。

経常利益も為替想定レートを1ドル=80円から79円に見直したこともあって前回予想より17億円マイナスの108億円、当期純利益が16億円マイナスの63億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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