アストンマーチンに身売り報道…トヨタが買収に関心か

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アストンマーチン V12ザガートとシグネット
アストンマーチン V12ザガートとシグネット 全 2 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチン。同社の身売り話が浮上し、トヨタ自動車が買収に関心を寄せているという。

これは11月9日、『ブルームバーグ』が報じたもの。現在、アストンマーチンは中東クウェートの投資会社、インベストメントダール社が、全株式の64%を所有する筆頭株主。そのインベストメントダール社が、アストンマーチンの株式を売却する意向を示しているというのだ。

インベストメントダール社はすでに、インドの自動車大手、マヒンドラ&マヒンドラ社など複数の交渉相手と接触したもよう。注目すべきはその交渉相手の中に、「トヨタ自動車も含まれている」と、同メディアが伝えている点だ。

トヨタとアストンマーチンといえば、トヨタ『iQ』をアストンマーチン『シグネット』として、OEM供給している実績がある。また、トヨタの豊田章男社長とアストンマーチンのウルリッヒ・ベッツCEOの間には、モータースポーツを通じて築かれた太いパイプがある。

果たして、トヨタによるアストンマーチン買収は実現するのか。同メディアは、「すでにトヨタの監査人はアストンマーチンの企業価値について、暫定的な査定を実施した」とレポートしている。

《森脇稔》

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