【BMW アクティブハイブリッド7 試乗】エンジン直6、右ハンドル設定で日本にマッチ…諸星陽一

試乗記 輸入車
BMW アクティブハイブリッド7
BMW アクティブハイブリッド7 全 14 枚 拡大写真

BMWはさまざまなアプローチで、エコロジー政策を推し進めているが、そのひとつであるのがアクティブハイブリッドモデル。

【画像全14枚】

フラッグシップモデルである『7シリーズ』にも『アクティブハイブリッド7』の名でラインアップされていたが、このたびエンジンをV8から直列6気筒に変更、右ハンドル仕様も追加になった。

エンジンとモーターを組み合わせたシステム出力で354馬力を発生するパワーユニットは、7シリーズというプレミアムモデルに最上級の乗り味を与えた。モーターによる発進のスムーズさはもちろんだが、エンジンとモーターが協調して駆動力を発生している際のトルク感も抜群に上質だ。

もともと定評のあるBMWの6気筒エンジンだが、モーターが組み合わされたことでよりカドが取れた印象がある。ガソリンエンジンの苦手とする低速トルクなどをモーターが見事にサポートしている。さらにアクセルペダルを強く踏み込んだ際にはモーターがエンジンの出力を後押しするブーストモードが働き、大きなボディをものともしない強い加速を得られる。また、定常走行時などにアクセルペダルをゆるめた際には、エンジンが停止して、滑走状態となるコースティングモードも備え、燃費に貢献している。

ドライビング・パフォーマンス・コントロールと呼ばれるパワー特性や足まわり、パワーステアリングなどを統合制御するシステムは、もっともスポーティなスポーツプラス、スポーツ、コンフォート、コンフォートプラスに加えてエコプロというモードが加わり、状況に合わせたモードを選択可能。

スポーツプラスで走ったあとにコンフォートプラスに切り替えると、かなりダルな印象をうけるが、後席にゲストを乗せている際には、このユルい乗り味によって快適性が得られているのは、運転席に乗っていても感じとることができる。

新たに追加された右ハンドル車は日本で使う際の使い勝手は圧倒的にいい。そろそろ輸入車だから左ハンドルに乗るという考えは捨て、右ハンドル車のさらなる熟成をユーザーたちが強く求めることが必要だ。

5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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