帝人、バイオ由来のポリエステル繊維を日産 リーフ に提供

自動車 ビジネス 企業動向
日産・リーフ
日産・リーフ 全 2 枚 拡大写真

帝人は、同社が展開するバイオ由来ポリエステル繊維「PLANTPET」が、日産『リーフ』のシートおよび内装トリムの表皮材として採用されたと発表した。PLANTPETが量産車の内装材として採用されるのは今回が初めて。

PLANTPETは、構成成分の30%強がバイオ由来のポリエステル繊維。物性や品質は石油由来のものと全く変わらない。

今回採用されたシートおよび内装トリム表皮材は、帝人と自動車向けシート事業を展開するスミノエテイジンテクノおよび日産自動車が共同開発。石油由来のポリエステル繊維を使用した場合に比べ、化石資源の消費抑制や温室効果ガスの削減に貢献できることが評価され、採用に至った。

帝人はPLANTPETについて、自動車用のシートや内装材、衣料、衛生材料などへの用途開拓を積極的に推進。今回のリーフへの採用を契機として、今後も拡販を進め、2015年度には自動車用のシートおよび内装材用途において、ポリエステル繊維の販売量に占めるPLANTPETの割合を50%以上とする計画。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る