【マツダ アテンザ 新型発売】「“昂ぶる、人馬一体の爽快な走り”を着実に進化させた」…梶山主査

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ・アテンザ
マツダ・アテンザ 全 6 枚 拡大写真

マツダから発売された新型『アテンザ』には、“魅せる”、“昂ぶる”、“繋がる”の3つのキーバリューがあるという。

その中の“昂ぶる、人馬一体の爽快な走り”について、商品本部新型アテンザ開発担当主査の梶山浩氏は、「(アテンザには)運転すると自然に笑顔が湧くという商品コンセプトを持たせています。クルマを操る際は、ペダルやステアリングの操作によって意思を表現します。そのときに、人の期待を超えて気持ちよくクルマが反応してくれる。これが人馬一体の爽快感にとって最も重要なファクターです」と話す。

そして、「人の意思によるアクセルペダルの踏込み量や踏込み速度のわずかな違い、そして、クルマの反応への人の期待を理解することを追求しました。そのためにこだわったのはスピードコントロールです」と述べ、新型アテンザは、「ドライバーの意図を汲んで思い通りのスピードコントロールが出来ることを可能にしたのです」と自信だ。具体的には、「発進時や追い越し時など全ての走行シーンに応じて人の期待をクルマが理解し、反応するように作り込んだのです」

例えば、「低速走行中にアクセルをゆっくり踏んでいくと、現在のギアをキープして粘りのある力強い加速を提供します。また、ワインディングロードや素早い追い越しをしたい場合などでは、小気味よくシフトダウンをし、キビキビとした加速を提供することが出来るのです」。つまり、「ゆったりと運転したいときはゆったりと。キビキビと運転したいときにはキビキビと。まるで人の気持ちをクルマが読み取るかのように、爽快な走りを楽しんでもらえるのです」と説明する。

最後に梶山氏は、「アテンザは従来からマツダがこだわった、意のままのステアリング、ハンドリングの爽快感に加え、こうした領域でも人馬一体を着実に進化させているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 洗車機=傷が付くはもう古い! 最新洗車機の凄さとプラスアルファの洗車法
  2. トヨタがインドで新型SUV『アーバンクルーザー・タイザー』を発表…Aセグメント再参入[詳細写真]
  3. メルセデスAMG『E53』新型、612馬力の電動セダンに…欧州受注開始
  4. 夜行高速バス「ドリーム号」、深夜の乗務引継ぎを見学する
  5. 【ヤマハ XSR900GP】開発者が語る「ただの80年代オマージュやレプリカを作ったわけじゃない」
  6. 3万ドルなら大人気確定!? テスラの新型コンパクトEVは『モデル2』か否か?
  7. AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン[詳細画像]
  8. フォルクスワーゲン『ゴルフ』改良新型はよりシャープな表情に[詳細画像]
  9. モンスタースポーツから『スイフトスポーツ/スイフト』用ドアインナープロテクターが発売
  10. 超小型EVのKGモーターズが研究開発拠点を新設…人材採用も強化
ランキングをもっと見る