トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑開催…トヨタ75周年も祝う

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トヨタ・2000GT(1967年)
トヨタ・2000GT(1967年) 全 12 枚 拡大写真

12月1日、“トヨタ博物館クラシックカーフェスタin神宮外苑”が明治神宮外苑聖徳記念絵画館前(東京都新宿区)にて開催された。主催はトヨタ博物館。

毎年銀杏が色付く頃に開催されるこのイベントも、今年で6回目を迎え、一般からのエントリー台数も104台とこれまで通り盛況であった。

さらに今年はトヨタ自動車が創設75周年ということから、トヨタ博物館の兄弟館である産業技術記念館から、館外初の展示となるトヨダ『G1型トラック(レプリカ)』を出展。実際に絵画館前にてデモンストレーションランを行った。これ以外にも、トヨタ博物館からトヨタ初の量産型乗用車のトヨダ『AA型(レプリカ)』や、その開発の参考モデルとしたシボレー『マスターシリーズDA』などが展示され、デモンストレーションランも行われた。

またトヨタ75年史の中の自動車系統図をパソコンで検索できるブースもあり、そこでは、720車種のトヨタ車が検索できた。この、自動車系統図はトヨタ自動車のホームページでも検索することができる。そのほか、クラシックカーに同乗しての写真撮影や、交通安全イベントコーナーなど、様々なイベントも合わせて開催された。

このイベントの大きな特徴は2つあり、ひとつは、非常にオリジナル性の高いモデルが多く集まること。もうひとつは、“シングルナンバー”と呼ばれる、分類番号(地域名の右側にある番号)が一桁のナンバープレートをそのまま継続しているモデルが多いことである。これは、昭和40年代中頃から、オーナーが変わっていないか、あるいは、その地域でずっと使用されていることを示しており、今年もそういったモデルが多数見られた。

今回エントリーされた104台のほとんどが10時過ぎから皇居、銀座方面へのパレードに参加。多くの来場者の目を楽しませていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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