懐かしのミャンマーを行く(3)火鍋屋 激変

エマージング・マーケット 東南アジア
懐かしのミャンマーを行く (3) 火鍋屋 激変
懐かしのミャンマーを行く (3) 火鍋屋 激変 全 5 枚 拡大写真

(2)ホットポット

空港からバンに乗り込む。7年前は古い古いトヨタ車を使っていたが、あの運転手さんは亡くなったと言う。車も新しくてきれいだ。私が出て来た国際線ターミナルは数年前に建設されたようだが、隣には昔の空港が国内線ターミナルとして使われていた。こちらの方が懐かしい。そこで働いているSSの従妹をピックアップし、市内へ。

空港付近はさほど変わっていなかったが、車が進むにつれて、きれいな別荘風の家が見え、建設中の高層マンションが見えると、やはり変わったんだ、と思う。そして恒例のホットポットへ。SSが大好きでいつも行っていたセブンアップという店は既に廃業していた。代わりに今はヤンゴンでも最も流行っていると言う店へ行く。その綺麗さ、大きさ、平日の午後6時なのに、家族連れ、友人同士、などミャンマー人で満員なのには心底驚く。

SSが食べ物を選びに行くのはいつものこと。実は一緒に来た男性は彼氏だと言う。TTMも公認なのだから、結婚も近いかと思いきや、SSがする気が無いらしい。なかなかいい男なのだが。

食べ物は実に美味しかった。管理も清潔で、ここがバンコックだと言われても分からないだろう。ビールも冷えていた。従業員の対応もよかった。これではあの薄暗くて、誰も働かないような店は淘汰されるのも当然だ。完全に市場原理が働いている。

懐かしのミャンマーを行く (3) 火鍋屋 激変

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
  6. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  7. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  8. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  9. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  10. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る