農村の収穫がリエルの増価に…カンボジア

エマージング・マーケット 東南アジア
農村の収穫がリエルの増価に…カンボジア
農村の収穫がリエルの増価に…カンボジア 全 2 枚 拡大写真

経済の好調と、農村部門の収穫シーズンを迎えたことなどにより、リエルの価格は10月末からの数週間、ドルの価格に対して上昇した。10月末は1ドル=4042リエルだったが、現在は3998リエル となっている。

リエル需要の増加は、カンボジア経済の好調の他に、リエルで行われる徴税の改善と、農村部門の収穫シーズンの到来によるところが大きいと、銀行家やエコノミストは述べている。改善した徴税によって市場からリエルをより吸収でき、また農村の人々は収穫物を売るとき、リエルを使うことを好むためだ。

リエルの増価は経済の構築に貢献し、NBC(カンボジア国立銀行)によるリエル使用を促進政策の後押しをすることが期待される。

2010年のNBCの調査によると、カンボジアでは銀行預金の約90%がドル建て。カンボジア人の37%がリエル、27.5%がドル、33%が複数の通貨で給与を受け取っている。

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
  6. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  7. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  10. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る