11月のホンダ中国新車販売、29.2%減…やや持ち直し

自動車 ビジネス 海外マーケット
ホンダ スペリア(広州モーターショー12)
ホンダ スペリア(広州モーターショー12) 全 1 枚 拡大写真

ホンダの中国現地法人は12月4日、11月の中国新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、総販売台数は4万1205台。前年同月比は29.2%減と、9月の40.5%減、10月は53.5%減からは持ち直したものの、3か月連続で前年実績を下回った。

中国では9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がった。ホンダの中国新車販売も、引き続きその影響を受けているが、11月実績は9-10月ほどの落ち込みにはなっていない。

ホンダの2012年1‐11月中国新車販売台数は、前年同期比0.8%減の53万5313台。9月以降の減少により、前年割れとなった。ホンダは当初、2012年の中国新車販売目標を、2011年比2割増の75万台に設定。しかし、9-10月の大幅な落ち込みにより、目標を2011年並みの62万台へ下方修正している。

ホンダの中国合弁には、広州汽車との広汽本田、東風汽車との東風本田の2社がある。広汽本田は『アコード』(日本名:『インスパイア』)などを、東風本田は『CR-V』などを製造・販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る